相続で土地や駐車場経営を得た・・・状況別の活用方法を解説
2022.02.10
■管理・経営するべき条件と売却すべき条件
駐車場経営をしている土地を相続した場合は、相続後も駐車場経営を続けるかどうかが問題になります。
駐車場経営を続けるか、それとも相続した土地を売却するかは「条件を満たしているか」で判断します。
・相続した土地の駐車場経営を続けるときの条件
相続した土地の駐車場経営を続けるときは、駐車場経営の維持費を払い続けられるか、管理を続けられるかが問題になります。
駐車場経営では固定資産税を払わなければいけません。
駐車場経営で収益を得る場合は税金もかかります。
また、土地の駐車場経営では費用があまりかからないといわれますが、駐車場である以上、駐車できるように土地や設備を整えておかなければならないのです。
相続した土地で駐車場経営を続ける場合は、今後も税金などの維持費を負担でき、かつ管理を継続できることが条件になります。
・相続した土地を駐車場経営せず売却するときの条件
相続した土地の駐車場経営を継続せず売却する場合は、駐車場経営をするより現時点あるいは将来的に黒字になる可能性が高い場合が基本的な条件です。
たとえば、駐車場経営している土地の周辺相場が上がっており、現時点で売却すれば高値で売れる可能性が高い状況でした。
このようなケースでは今後も駐車場経営を継続せず、売却することが考えられます。
また、相続した土地の駐車場経営が思わしくないため、将来的に赤字が拡大すると考えられる状況でした。
このようなケースでも、将来的な赤字を防ぐために相続した土地を早めに売却することが考えられます。
■相続不動産ならではの注意点
相続不動産の場合は相続や遺産の状況により、相続税が課税される可能性があります。
また、相続前から駐車場経営をしていた場合は、相続人が駐車場経営の継続か売却かを判断するために、駐車場経営の現在の維持管理状況や将来的に発生する負担、収益などから黒字や赤字を計算し、売却か駐車場経営の継続かを判断しなければいけません。
相続人にいきなり黒字や赤字の判断、駐車場経営をどうするか現状や将来を見据えて決めろといっても、駐車場経営の専門知識がないと難しいことです。
駐車場経営している土地を相続した場合は、売却や駐車場経営の継続の判断について専門知識を持つプロにアドバイスを受けることが注意点になります。
■最後に
駐車場経営していた土地を相続した場合、今後のことを判断するのは駐車場経営の専門的な知識を持っていないと難しいことです。
仮に駐車場経営を継続するとしても、経営のためにはやはりある程度の知識が必要になります。
相続後に土地をどうするか迷ったら、一度プロに相談してみてはいかがでしょう。
当社は駐車場経営と土地売却を手がける専門業者です。
低リスクかつ収益性を重視した駐車場経営についてアドバイスしている他、売却したい場合は相続した土地の買取対応もしております。
駐車場経営を継続するか売却するか迷ったら、ぜひ一度T-tryへご相談ください。