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土地の売却か活用か?T-tryが考える後悔しない判断ポイントとは

2025.09.04

 

T-tryには、土地を所有されている方から「この土地、売るべきか、活用すべきか悩んでいる」というご相談を多くいただきます。相続で取得した土地や、使い道が決まっていない空き地など、「持っているだけ」の状態が続いているケースは少なくありません。

 

土地は、所有しているだけでも固定資産税や草刈り・管理の手間といった負担が発生します。その一方で、売却や活用の選択を誤ると、せっかくの資産が「手放すべきタイミングを逃してしまった」「収益につながらなかった」といった後悔につながることもあります。

 

今回は、T-tryが日々のご相談から感じている「土地の売却と活用、それぞれのメリット・デメリット」について、判断のポイントとともにわかりやすく解説します。

 

土地を「売却」するメリットとタイミング

 

まず、土地を売却するという選択肢について見ていきましょう。

 

最大のメリットは、現金化によって資産を整理できるという点です。使う予定のない土地を所有し続けていても、収益が生まれないばかりか、管理費や税金が毎年かかってしまいます。

 

売却によってまとまった資金が得られれば、住宅ローンの返済や子どもの教育資金、老後の備えなどに充てることもできます。

 

また、特に注意すべきなのが市場環境の変化です。再開発やインフラ整備などで地価が上がっているエリアであれば、高く売却できるタイミングかもしれません。逆に、過疎化が進んでいたり、空き地が増えてきている地域では、将来的に売却自体が難しくなる可能性もあります。

 

T-tryでは、「この土地、売るなら今なのか?」「将来的に価値が上がる可能性はあるか?」といった視点を踏まえて、売却判断をサポートしています。

 

土地を「活用」するメリットと注意点

 

一方、土地を売らずに活用することで、定期的な収益を得るという選択も可能です。たとえば以下のような方法があります。

 

・月極・時間貸し駐車場

 

・トランクルーム・コンテナ施設

 

・貸地(資材置場・農地など)

 

・アパート・戸建て賃貸

 

・太陽光発電

 

特に小規模な土地であれば、整地だけで始められる「駐車場経営」が手軽な活用方法として人気です。また、立地条件によっては貸しコンテナや資材置き場など、住宅以外のニーズがある場合もあります。

 

ただし、活用には初期投資や管理の手間が発生するため、「活用して本当に収益化できるのか」を見極めることが重要です。設備投資が必要な活用方法の場合、回収に数年かかることもあるため、土地の立地や将来性を見据えた判断が必要になります。

 

T-tryでは、活用した場合の収支シミュレーションや、将来的な転用・売却も視野に入れた活用プランをご提案しています。

 

売却と活用、判断基準は「将来の目的」と「資金状況」

 

売却か活用かの判断で迷ったときは、以下のポイントを軸に考えることをおすすめします。

 

  1. 今後の利用予定があるか?

 

・将来的に子どもが使う予定がある

・建物を建てたいと考えている

→ 活用を検討

 

・誰も使う予定がない

・遠方にあり管理ができない

→ 売却が有力

 

  1. 固定資産税や維持費が負担になっているか?

 

・毎年の維持費が家計を圧迫している

・管理が面倒、トラブルも気になる

→ 売却して手放す方が安心

 

  1. 資金的な余裕はあるか?

 

・初期投資が可能で中長期的に収益を得たい

→ 活用に挑戦してみる価値あり

 

・すぐに現金化したい、まとまったお金が必要

→ 売却で資金確保を優先

 

T-tryでは、「今すぐ使う予定はないけれど、手放すのも不安…」という方に向けて、一時的に駐車場として活用しながら、将来的に売却するという「中間型」のご提案も行っています。

 

売却と活用、どちらにも共通する「事前準備」の重要性

 

売却でも活用でも、スムーズに進めるためには土地に関する情報を整理しておくことが重要です。

 

・登記簿謄本や権利証はあるか?

 

・境界が明確になっているか?

 

・建物がある場合、解体が必要か?

 

・相続登記は完了しているか?

 

こうした情報が曖昧だと、活用計画が立てにくかったり、買主との契約が進まなかったりといったトラブルが起きる可能性があります。

 

T-tryでは、土地の法的・物理的な状況を一緒に確認し、必要に応じて測量や相続登記のサポートも行っています。

 

T-tryは「売るか活かすか」から一緒に考える土地の相談窓口です

 

土地活用といっても、一人ひとりの状況や目的によって最適な答えは異なります。「土地をどうすべきか決めきれない」という方も、どうぞ遠慮なくT-tryへご相談ください。

 

「売った方がいいのか、使った方がいいのか」「将来のリスクをどう考えるべきか」「手元にいくら残るのか」——これらの疑問に対して、メリットとリスクの両面から丁寧にご説明し、オーナー様の目線に立って最適な方向性をご提案いたします。

 

土地をどう活かすかは、所有者であるあなたにしか決められない大切な判断です。だからこそT-tryは、「売る」も「活かす」も、中立的な立場で正直にお伝えすることを大切にしています。

 

土地の未来を一緒に考えるパートナーとして、T-tryをぜひご活用ください。お問い合わせ・ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。